【ワールドカップ2026】ドイツ代表メンバー・背番号・注目選手・戦術を徹底解説|4度の世界王者は復権できるのか

ワールドカップ2026
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2026年ワールドカップで、復権を狙う強豪国の一つがドイツ代表です。

ドイツといえば、ワールドカップ優勝4回を誇る世界屈指の名門です。
1954年、1974年、1990年、2014年と、時代ごとに世界の頂点に立ってきました。

しかし近年のワールドカップでは、ドイツらしからぬ苦戦が続いています。

2018年ロシア大会、2022年カタール大会では、いずれもグループステージ敗退。
「勝負強いドイツ」「トーナメントで必ず上がってくるドイツ」というイメージは、少しずつ揺らいでいました。

だからこそ、2026年大会は重要です。

ユリアン・ナーゲルスマン監督の下、ドイツは再び世界の頂点を狙えるチームへ戻れるのか。
マヌエル・ノイアーの復帰、ジョシュア・キミッヒの主将就任、ジャマル・ムシアラとフロリアン・ヴィルツの共存。見どころはかなり多いです。

この記事では、ドイツ代表の最新メンバー、背番号、注目選手、予想スタメン、戦術、グループE突破のポイントまでわかりやすく解説します。


ドイツ代表の基本情報

項目 内容
国名 ドイツ
愛称 ディー・マンシャフト
監督 ユリアン・ナーゲルスマン
大陸連盟 UEFA:欧州
ワールドカップ優勝回数 4回
前回大会 2022年カタールW杯グループステージ敗退
2026年大会 グループE
同組 キュラソー、コートジボワール、エクアドル
主将 ジョシュア・キミッヒ
注目選手 ムシアラ、ヴィルツ、キミッヒ、ハヴァーツ、ノイアー

今回のドイツ代表は、かなり面白いチームです。

経験豊富なノイアー、リュディガー、キミッヒ、ゴレツカがいる一方で、ムシアラ、ヴィルツ、パヴロヴィッチ、ブラウン、ウエドラオゴといった若い才能も揃っています。

つまり、現在のドイツは「世代交代中のチーム」ではありません。

むしろ、
経験と若さをミックスして、もう一度勝ち切るチームを作ろうとしている段階
と言えます。

ナーゲルスマン監督にとっても、これは大きな大会です。
ドイツ代表を率いて初めて迎えるワールドカップで、過去2大会の失望を払拭できるかが問われます。


ドイツ代表のワールドカップ2026日程

ドイツ代表はグループEに入りました。

試合 対戦カード 開催地
第1戦 ドイツ vs キュラソー ヒューストン
第2戦 ドイツ vs コートジボワール トロント
第3戦 エクアドル vs ドイツ ニューヨーク/ニュージャージー

ドイツとしては、初戦のキュラソー戦で確実に勝ち点3を取りたいところです。

ただし、ワールドカップの初戦は簡単ではありません。
過去2大会でグループステージ敗退を経験しているドイツにとって、初戦の入り方は非常に重要です。

第2戦のコートジボワール戦は、身体能力とスピードに優れる相手との難しい試合になります。
第3戦のエクアドル戦は、グループ首位通過を左右する試合になる可能性があります。

ドイツが本当に復権を果たすためには、ただ勝つだけでなく、内容面でも「今大会のドイツは違う」と示す必要があります。


ドイツ代表メンバー・背番号一覧

※DFB公式の背番号発表後、レンナルト・カールが負傷離脱し、アサン・ウエドラオゴが追加招集されています。背番号25は当初カールに割り当てられていましたが、本記事では最終的なメンバー構成に合わせてウエドラオゴを掲載しています。

GK

背番号 選手名 所属クラブ
1 マヌエル・ノイアー バイエルン・ミュンヘン
12 オリヴァー・バウマン ホッフェンハイム
21 アレクサンダー・ニューベル シュトゥットガルト

GKで最大の話題は、やはりマヌエル・ノイアーの復帰です。

ノイアーは2014年ワールドカップ優勝メンバーであり、長年にわたってドイツ代表の最後方を支えてきました。すでにベテランの域に入っていますが、足元の技術、広い守備範囲、ビッグゲームでの経験値は今も大きな武器です。

一方で、バウマンとニューベルも実力者です。
ただし、ナーゲルスマン監督が大舞台で経験を重視するなら、ノイアーが第1候補になる可能性が高いでしょう。


DF

背番号 選手名 所属クラブ
2 アントニオ・リュディガー レアル・マドリード
3 ヴァルデマール・アントン ボルシア・ドルトムント
4 ヨナタン・ター バイエルン・ミュンヘン
6 ジョシュア・キミッヒ バイエルン・ミュンヘン
15 ニコ・シュロッターベック ボルシア・ドルトムント
18 ナサニエル・ブラウン フランクフルト
22 ダヴィド・ラウム RBライプツィヒ
24 マリック・ティアウ ニューカッスル

守備陣の中心は、キミッヒ、ター、シュロッターベック、リュディガーです。

キミッヒは中盤でもプレーできますが、ナーゲルスマン体制では右サイドバックとしての起用が有力です。
ビルドアップ時には内側に入り、中盤のようにボールを動かすこともできます。

センターバックはターとシュロッターベックの組み合わせが軸になりそうです。
ターはフィジカルと安定感、シュロッターベックは左利きのビルドアップ能力が魅力です。

リュディガーは経験値と対人守備の強さが抜群で、相手や試合展開によって先発でも途中出場でも重要な役割を担える選手です。

左サイドはラウムとブラウンの競争です。
ラウムはクロスと推進力、ブラウンは若さと勢いが武器になります。


MF

背番号 選手名 所属クラブ
5 アレクサンダル・パヴロヴィッチ バイエルン・ミュンヘン
8 レオン・ゴレツカ バイエルン・ミュンヘン
10 ジャマル・ムシアラ バイエルン・ミュンヘン
13 パスカル・グロス ブライトン
16 アンジェロ・シュティラー シュトゥットガルト
17 フロリアン・ヴィルツ リヴァプール
20 ナディーム・アミリ マインツ
23 フェリックス・ヌメチャ ボルシア・ドルトムント
25 アサン・ウエドラオゴ RBライプツィヒ

中盤から2列目にかけては、ドイツ代表最大の魅力が詰まっています。

特に重要なのが、ムシアラとヴィルツの共存です。

ムシアラは狭いスペースで相手を剥がせる選手です。
ドリブルで1枚外し、相手の守備ブロックに穴を開けられます。

一方のヴィルツは、受ける位置、判断、ラストパス、ゴール前への入り方に優れています。
どちらも中央でプレーしたいタイプですが、うまく機能すれば相手にとって非常に止めにくい組み合わせになります。

その背後を支えるのが、パヴロヴィッチ、ゴレツカ、シュティラー、ヌメチャ、グロスらです。

パヴロヴィッチは落ち着いた配球とポジショニング。
ゴレツカは推進力とフィジカル。
シュティラーは左利きの展開力。
ヌメチャは運動量とボックス周辺への侵入。
グロスは複数ポジションをこなせる戦術理解力。

中盤の組み合わせによって、ドイツはかなり試合の色を変えられるチームです。


FW

背番号 選手名 所属クラブ
7 カイ・ハヴァーツ アーセナル
9 ジェイミー・レヴェリング シュトゥットガルト
11 ニック・ヴォルテマーデ ニューカッスル
14 マクシミリアン・バイアー ボルシア・ドルトムント
19 レロイ・ザネ ガラタサライ
26 デニス・ウンダフ シュトゥットガルト

前線は非常に興味深い構成です。

ハヴァーツは、最前線でも2列目でもプレーできる万能型です。
高さ、リンクプレー、裏抜け、前線からの守備をこなせるため、ナーゲルスマン監督にとって使いやすい存在です。

一方で、ヴォルテマーデは高さとフィジカルを持つタイプ。
ウンダフはゴール前での決定力と動き直しが魅力です。

ザネはスピードと左足の破壊力、レヴェリングは縦への推進力、バイアーは機動力と裏抜けが武器になります。

ドイツは、昔のように絶対的な9番を固定するというより、相手や展開によって前線の組み合わせを変えるチームになりそうです。


予想スタメン

ドイツ代表の基本布陣は、4-2-3-1が有力です。

予想フォーメーション:4-2-3-1

ポジション 選手
GK マヌエル・ノイアー
右SB ジョシュア・キミッヒ
CB ヨナタン・ター
CB ニコ・シュロッターベック
左SB ダヴィド・ラウム
MF アレクサンダル・パヴロヴィッチ
MF レオン・ゴレツカ
右AM レロイ・ザネ
中央AM ジャマル・ムシアラ
左AM フロリアン・ヴィルツ
CF カイ・ハヴァーツ

この形は、攻撃時にかなり流動的になります。

キミッヒが内側に入って中盤の枚数を増やす。
ムシアラが中央で受けてドリブルで剥がす。
ヴィルツが左寄りから内側に入り、ラストパスやシュートに絡む。
ザネが右で幅を取り、縦へのスピードを出す。
ハヴァーツが前線で相手CBを引きつけ、2列目の選手が飛び出す。

これが機能すると、ドイツの攻撃は非常に破壊力があります。

ただし、CFはヴォルテマーデやウンダフが先発する可能性もあります。
また、右サイドはザネではなくレヴェリング、左SBはラウムではなくブラウンという選択肢もあります。

ナーゲルスマン監督は相手に応じてかなり柔軟にメンバーを変えてくるはずです。


注目選手①:ジャマル・ムシアラ

ドイツ代表で最も違いを作れる選手の一人が、ジャマル・ムシアラです。

ムシアラの最大の武器は、密集地帯でのドリブルです。
相手に囲まれても細かいタッチで前を向き、守備ブロックの中に入り込めます。

ドイツが近年苦しんできた原因の一つは、相手に守られたときに崩し切れないことでした。

ムシアラは、その問題を解決できる選手です。

中央で受けて1人剥がす。
相手のCBやボランチを引きつける。
そこからヴィルツ、ハヴァーツ、ザネへつなぐ。

この流れが出ると、ドイツの攻撃は一気に危険になります。


注目選手②:フロリアン・ヴィルツ

フロリアン・ヴィルツは、現在のドイツ代表における攻撃の頭脳です。

彼は派手なスピードで相手を置き去りにするタイプではありません。
しかし、受ける位置、ボールを離すタイミング、次のプレーを読む力が非常に優れています。

ムシアラが“穴を開ける選手”なら、ヴィルツは“攻撃をつなげる選手”です。

ライン間で受ける。
相手の目線をズラす。
ラストパスを出す。
自分でもゴール前に入る。

この多機能性が、ドイツの攻撃を支えます。

ムシアラとヴィルツが同時に機能するなら、ドイツはどの相手にもチャンスを作れるチームになります。


注目選手③:ジョシュア・キミッヒ

ドイツ代表の主将であり、チームの戦術的な軸となるのがジョシュア・キミッヒです。

キミッヒは右サイドバックとして起用される可能性が高いですが、実際にはただのサイドバックではありません。

攻撃時には内側に入って中盤を助け、ビルドアップの出口になります。
守備時にはサイドで相手のウイングに対応しながら、中央のカバーにも入ります。

つまり、キミッヒの役割は非常に複雑です。

彼がうまく動けるかどうかで、ドイツの攻守のバランスは大きく変わります。


注目選手④:カイ・ハヴァーツ

ドイツの前線で重要になるのが、カイ・ハヴァーツです。

ハヴァーツは純粋なストライカーというより、味方を生かしながら自分もゴール前に入るタイプです。

ポストプレーで時間を作る。
相手CBを引き出す。
ムシアラやヴィルツが使うスペースを作る。
クロスに入る。
前線から守備をする。

このように、ハヴァーツはチーム全体を機能させるための役割を担います。

ただし、トーナメントで勝ち上がるには、前線の選手がゴールを決め切る必要があります。
ハヴァーツ、ウンダフ、ヴォルテマーデの誰が得点源になるのか。ここはドイツの大きなポイントです。


ドイツ代表の戦術|基本は4-2-3-1、鍵はムシアラとヴィルツの共存

ドイツ代表の基本は、4-2-3-1です。

ただし、ボール保持時にはかなり形が変わります。

攻撃時

攻撃時のポイントは、2列目の流動性です。

ムシアラ、ヴィルツ、ザネがポジションを固定しすぎず、相手の守備ブロックの隙間に入ります。

キミッヒが内側に入ることで、中盤は3枚のような形になります。
パヴロヴィッチが後方でテンポを作り、ゴレツカが前に出る。
ラウムが左サイドで幅を取り、ヴィルツが内側で受ける。

このように、ドイツはボール保持時に以下のような狙いを持ちます。

  1. ノイアーやCBから落ち着いてビルドアップする
  2. キミッヒが内側に入って中盤を助ける
  3. ムシアラとヴィルツがライン間で受ける
  4. ザネやラウムが幅を作る
  5. ハヴァーツが前線で相手を引きつける
  6. 2列目の飛び出しでゴールへ迫る

つまり、今のドイツは「力で押し込むだけ」のチームではありません。
配置と流動性で相手を動かし、最後に個の技術で崩すチームです。

守備時

守備時のドイツは、前線からのプレッシングを重視します。

ハヴァーツが相手CBへ制限をかけ、ムシアラやヴィルツがパスコースを切る。
中盤ではゴレツカやパヴロヴィッチがセカンドボールを狙い、CBが前に出て潰します。

ただし、ここにはリスクもあります。

前から行くぶん、背後にスペースができます。
キミッヒが内側に入った後の右サイド、ラウムが高い位置を取った後の左サイド。この背後をどう守るかは大きな課題です。

コートジボワールやエクアドルのようにスピードのある相手に対しては、攻めた後のリスク管理が非常に重要になります。


ドイツ代表の強み

1. ムシアラとヴィルツの創造性

ドイツ最大の武器は、ムシアラとヴィルツの2人です。

どちらも中央で違いを作れる選手で、相手の守備ブロックを崩す力があります。

ムシアラはドリブル。
ヴィルツは判断とラストパス。

この2人が同時に機能すれば、ドイツの攻撃はかなり怖いです。

2. キミッヒを中心とした戦術理解力

キミッヒは、ドイツ代表のバランサーです。

右サイドバック、中盤、ビルドアップの出口、守備のスイッチ役。
多くの役割をこなせるため、ナーゲルスマン監督の可変システムと非常に相性が良いです。

3. 前線の選択肢が多い

ハヴァーツ、ザネ、ヴォルテマーデ、ウンダフ、レヴェリング、バイアー。

ドイツの前線には、タイプの異なる選手が揃っています。

高さが欲しければヴォルテマーデ。
決定力を求めるならウンダフ。
スピードならザネやレヴェリング。
連動性ならハヴァーツ。

この選択肢の多さは、短期決戦で大きな武器になります。


ドイツ代表の不安要素

1. 守備の安定感

ドイツの不安要素は、守備の安定感です。

タレントは揃っています。
しかし、前から行く守備と最終ラインの背後管理が噛み合わないと、一気にピンチを招きます。

特にスピードのある相手に対して、サイドバック裏を突かれる場面は注意が必要です。

2. 絶対的な9番の不在

ドイツには優秀な前線の選手が多いですが、かつてのクローゼのような絶対的なワールドカップ型ストライカーがいるわけではありません。

ハヴァーツ、ウンダフ、ヴォルテマーデの誰を中心にするのか。
そして、重要な場面で誰が決め切るのか。

ここは大会を通じて問われるポイントです。

3. 過去2大会の重圧

ドイツは2018年、2022年とグループステージ敗退を経験しています。

これは選手やファンにとって、かなり大きな重圧です。

初戦で苦しむと、「また同じことが起きるのではないか」という空気が出る可能性もあります。
だからこそ、ドイツは序盤から自信を取り戻す戦いが必要です。


グループE突破のポイント

ドイツはグループEの首位通過候補です。

ただし、簡単なグループではありません。

キュラソー戦

初戦は絶対に落とせない試合です。

キュラソーは大会初出場で、失うものが少ないチームです。
ドイツがボールを持つ時間は長くなるはずですが、相手が守備を固めたときに早い時間帯で先制点を取れるかが重要になります。

コートジボワール戦

グループで最もフィジカル面の対応が問われる試合です。

コートジボワールは身体能力が高く、縦に速い攻撃を持っています。
ドイツは攻め込んだ後のカウンター対応が重要になります。

エクアドル戦

最終戦のエクアドル戦は、首位通過を左右する可能性があります。

エクアドルは守備の強度が高く、球際でも戦えるチームです。
ドイツが中盤で主導権を握れるか、ムシアラとヴィルツが狭いスペースで違いを作れるかがポイントになります。


ドイツ代表は優勝候補なのか

結論から言えば、ドイツ代表は優勝候補の一角です。

ただし、絶対的な本命というよりは、
大会を通じて完成度を上げられれば一気に上まで行けるチーム
という印象です。

ムシアラとヴィルツの才能は世界トップレベル。
キミッヒ、ノイアー、リュディガー、ゴレツカには経験があります。
ハヴァーツ、ザネ、ウンダフ、ヴォルテマーデと、前線の選択肢も豊富です。

一方で、守備の安定感、9番の決定力、過去2大会の重圧という不安要素もあります。

ドイツが本当に優勝を狙うなら、必要なのは「美しい攻撃」だけではありません。

苦しい時間を耐える。
相手のカウンターを止める。
セットプレーで点を取る。
先制された試合をひっくり返す。
そして、勝ち切る。

それができれば、ドイツは再び世界の頂点を狙えるチームになります。


まとめ|ドイツ代表は“復権”を証明できるか

2026年ワールドカップのドイツ代表は、非常に興味深いチームです。

ノイアーの復帰。
キミッヒの主将就任。
ムシアラとヴィルツの共存。
ハヴァーツ、ザネ、ウンダフ、ヴォルテマーデの前線競争。
そして、ナーゲルスマン監督の可変的な戦術。

タレントは揃っています。

問題は、それをワールドカップの舞台で勝てる形にまとめられるかです。

ドイツは過去2大会で失った信頼を取り戻せるのか。
2014年以来となる5度目の世界制覇へ進めるのか。

2026年大会のドイツ代表は、まさに“復権”を懸けたチームです。

グループEをどう戦うか。
ムシアラとヴィルツは世界を驚かせるのか。
ナーゲルスマンはドイツを再び勝者の国へ戻せるのか。

ドイツ代表の戦いは、今大会の大きな注目ポイントになりそうです。


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